Pocket

クリスマスの日には、クリスマスツリーを飾りますよね。そのてっぺんには、星があります。この星の秘密をよく知ってお話しできるようになったら素敵だと思いますよ。今回の記事ではその星のお話と一緒に、私のオカリナ演奏を披露します。

クリスマスツリーの星にこめられた素敵な意味

クリスマスツリーのてっぺんにつけるお星さまには

ステキな意味があるんです。

その意味は

「どんな時も輝く希望」

「どこからも見えるみちびき」

です。

どんなに暗い夜にも、絶対に消えない希望の星があなたの心の中にある。

その星を見つけよう。

そしてその星があることを知らせるために、

これから一人の赤ちゃんが生まれてくる。

喜ぼう。歌おう。

この不思議な星は、英語ではNOEL(ノエル)と呼ばれています。

オカリナ演奏~クリスマスの星を歌った2曲のクリスマスキャロル

それではまず、このお星さまの物語をドラマチックに歌った歌について、
私のオカリナ演奏を2曲ご紹介しましょう。

クリスマス・キャロル「あめのみつかいの(荒れ野の果てに)」~Angels We Have Heard on High

まず、ご紹介しますのは、この星の物語を喜びいっぱいに表現したゴスペル

「Angels We Have Heard on High」です。

 

「グロリア」で有名なこの歌は

カトリック聖歌集では121番「あめのみつかいの」、

プロテスタントの讃美歌では121番「荒野の果てに」として歌われています。

 

こちらの動画は、私が4本のオカリナで一人4重奏したものです。

https://youtu.be/vpVbRI_4BXg

 

 

この動画の中の歌詞字幕は

カトリック聖歌集の「あめのみつかいを」のものを使わせていただきましたが

讃美歌「荒れ野の果てに」集の4番目「世界の民よ よろこび歌え」は、好きで好きでたまらないので、あえて4番に入れました。

 

最初はソプラノメロディーのソロで吹きましたが

これに、2番から第1テノールが加わり、

3番では第2テノールも加わり

さらに4番とフィナーレでは ソプラニーノで盛り上げ、

四重奏にして よろこびがどんどん広がっていく様子を表現しようと意図しました。

 

使ったオカリナは、 メインのソプラノに、大阪のオカリナ作家 板東正裕さんの

颯オカリナ アルトC、

さらに第1・第2テノールを

淡路島のオカリナ作家 ともちひろしさんの吟オカリナ優しさタイプ、

後半に加わるソプラニーノに、板東さんの颯オカリナソプラノC で、

高い空から子供の天使たちが降りてきて合唱に加わるイメージを表現しました。

 

聖歌「まきびと羊を」(The First Noel)

 

先にご紹介した「あめのみつかいの」が、

喜び踊るようなハイテンポで歌われるのに対し、

心のうちからしっとりとうたわれる対照的なクリスマスキャロルがあります。

 

この曲はクリスマスの曲の中でも特に心が落ち着くんですが、

聖歌「まきびと羊を」です。

 

クリスマス聖歌「まきびと羊を」は、

 

カトリック聖歌653番、プロテスタント教会の讃美歌103番として、

キリスト教会の聖歌集、賛美歌集にあります。

 

英語の題名は「The First Noe」(ザ・ファースト・ノエル)です。

 

この美しい歌を、オカリナで一人二重奏にして演奏しました。

https://youtu.be/tP3Ja4PsB_A

 

クリスマスの歌には喜び踊るニュアンスの歌が多い中、

この「まきびと羊を」の歌は「内なるよろこび」を静かに表現していると感じます。

 

オカリナは ヨシヅカオカリナのアルトCをメインにしました。

とても音のまろやかなオカリナです。

 

それにハーモニーでは ハスキーでいて透明感のある

アケタオカリナのアルトCを使いました。

一人で二重奏というのは、ライブではできないのが難点ですが、

ぜひ、二人以上おられたら演奏を楽しんでほしい曲です。

 

以上紹介しました2曲の聖歌のいわれは、

ベツレヘム近郊の羊飼いたちや

東方の三人の博士たちが

イエスの誕生を喜んで、

みんな集まってきた話なのですが、次にこのお話をします。

クリスマスの夜に現れた不思議な星の話

そのお話は

今から2000年以上前のパレスチナ地方にさかのぼります。

 

突然出現した明るい星

2000年以上前のベツレヘム上空。

 

当時の占星術でも、現代の宇宙科学でさえ説明のつかない

 

一等星どころか月より明るい星が出現して、

一般の星のように時間とともに位置が変わることなく、

一定の場所にともり続けたそうです。

一定の場所というのは

パレスチナ地方 ベツレヘムという小さな町の上空でした。

 

この星の下に何か喜びがあるに違いない、

遠く東のかなたの三人の博士が、この星を頼りに旅に出ました。

 

また、野原では羊飼いたちがいましたが、

みんなこの星を見て、星の場所に向けて集まってきたのです。

 

UFOだったのではないかという根も葉もない噂もありますが、

それはさておき、

 

 

 

その星は、

 

 

旅の途中でイエス・キリストが生まれた馬小屋の場所を

 

羊飼いたちや

 

東の国の博士たちに知らせるために現れた

 

自然界の説明を超えた星でした。

 

 

 

旅の途中のベツレヘムで生まれたイエス

その星のあらわれる少し前にさかのぼりますが、

イエスを身ごもった母マリアと

その清配(男女の関係を持つことなく、夫婦として生涯を生きた配偶者という意味)であるヨゼフは

 

戸籍調査のためにヨゼフの生まれた町に帰る旅に出ます。

 

(当時、パレスチナ地方はローマ帝国の支配下にあり、

ローマ帝国は国民を把握するために戸籍調査を開始し、

全国民が自分の生まれた故郷に帰るよう命令を出したそうです。

それで、戸籍筆頭者となるヨゼフの故郷に戻るため、

ヨゼフと、おなかに赤ちゃんのいるマリアは、

ナザレを出発して長い旅に出ました。)

その旅の途中で

マリアが産気づきます。

 

 

もう産まれるってときに通った町が

 

ベツレヘムという町で

 

そこの宿屋に頼み込んで何とか泊めてもらえないかと、ヨゼフは走り回ったそうです。

 

 

しかし

 

どこもいっぱいで…

(それもそのはず、みんな戸籍調査で旅してるんだから

先客が多いゴールデンウイーク状態なのは想像がつきます。)

 

やっとのことで、

 

馬小屋なら空いてるってことで

 

馬小屋に泊まって

 

そこでイエスさまが生まれたんです。

 

 

 

助産婦役をした、養父のヨゼフ

 

大変だったでしょう。

 

 

 

一説では

 

馬小屋じゃなくって

 

岩穴の馬や家畜がいるところという説もあるようです。

 

 

 

いずれにしても

 

 

旅の途中の名もない場所だったわけで、

 

 

その場所を知らせるために

 

夜空にピッカピカピカっと現れた星。

 

 

この星が

 

クリスマスツリーのてっぺんの星の正体です。

 

 

クリスマスの星の物語が私たちに伝えることとは

 

 

名もない場所

 

しかもゴージャスな場所じゃなくて、

 

馬小屋か岩穴といった、とってもショボい場所を、

見たこともない豪華でゴージャスな星が照らしている。

 

そこに救い主が生まれている。

 

救い主は、豪華な宮殿に生まれたのではなく、

旅のさなかに、誰にも歓迎されない馬小屋(もしくは岩穴)で、

貧しさの中に生まれてきた。

 

この意味は

イエスの誕生のことだけではありません。

 

私たち一人一人の上に大きな意味があるんです。

 

 

だれの中にも、心の中に星がある。

 

どんな人の中にも。

たとえ病気で病院のベッドにいても、

たとえ認知症が重くなって老人ホームの中で介護を受けていても、

たとえ旅の途中で所持金がなくなって公園で寝ていても

私たちの胸の中には、消えない星がある。

それは、

名もない場所を照らしている。

 

たとえそこが、貧しい、居心地も悪い場所でも、

 

そこにあなたがいるならその場所を動かずに照らしている。

 

だって、

その星は

宇宙からやってくるUFOなんかじゃなくて

あなたの心の中にあるんだから。

動くわけはないでしょ。

 

そういう思いを込めて

私はオカリナで一人多重奏をしました。

 

どうかご清聴ください。

 

https://youtu.be/tP3Ja4PsB_A

https://youtu.be/vpVbRI_4BXg