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今日の記事では、クリスマスのもう一人の主役のお話をします。主役はイエズス様、マリア様、それともサンタクロース?実はもう一人主役がいます。マリア様の許婚で生涯純潔を守った、イエスの養父である聖ヨセフです。ヨセフはマリアにこう言いました。「ぼくは君を信じるよ。生涯信じるよ。」

 
この物語をグノーのアベマリアの中に込めてオカリナ演奏しました。


 

クリスマスの話の始まりとは

クリスマスの話の始まりは

イエスさまのお母さんのマリア様のところに

天使が現れたところから始まります。

マリア様は、

大工のヨセフという人に嫁ぐ予定でしたが、

まだ婚礼もしていないときに天使が現れて、

まだ一度も男の人を知らないマリア様に
こう告げました。

「アヴェマリア グラチアプレナ ドミヌス テイクン

めぐみあふれるマリアよ、主はあなたと共におられます。

ヴェネディクタ トゥイン ムリエリブス

主は女性の中であなたを祝福され、

エト ヴェネディクトゥス フルクトゥス ヴェントリス トゥイン イエズス

ご胎内の御子イエズスも祝福されています。」

つまり

男性との関係を一回も持ったことのない純潔のマリア様に

「あなたのおなかの中に神様の子どもイエズスがいます」

と天使が告げ知らせたのです。

こんな話、科学的にはあり得ません。

奇跡であり、これを信じるか信じないかは、その人次第です。

シューベルトの「アベマリア」に思いを寄せてオカリナ演奏

 

この情景を歌にしたものが「アベ・マリア」です。

その中でも有名なシューベルトの「アベ・マリアをオカリナで演奏しました。

 

マリアの決心

大天使ガブリエルが「あなたのおなかの中に神の子が宿っています」と告げたとき、

マリア様の驚きと戸惑いは、ものすごいものだったでしょう。

なにしろ、当時のユダヤの人々の社会では

今どきと違い

純潔ではない関係を持つことは、最も重い罪でしたから

まだ結婚もしていないのにお腹に赤ちゃんがいるということ自体

石で撃たれて命を奪われる「石打」にされるに違いありませんでした。

この奇跡を告げた天使は、

天使界でもミカエルなどの最高位の天使たちにあたる
大天使(アーク・エンジェル)で

「大天使ガブリエル」と言います。

この話が、「受胎告知」としていろいろな絵や

音楽になっていることはよく知られています。

「アヴェマリア」の歌詞の前半部分も

この時の天使のお告げのことばです。

この動画は

私が「シューベルトのアベマリア」をオカリナで吹いた曲です。

↓↓↓

聖母マリアは当然

ものすごくびっくりしたに違いありません。

しかし、

聖母マリアは、一瞬のビックリにもすぐに立ち直り、

大天使ガブリエルに、こう神への伝言を頼みます。

「はい。

私は主のはしためです。

み言葉のとおりなりますように。」

つまり

その話を、

神の摂理のまま

生涯受け入れていく覚悟と決心を表明するのです。

たとえシングルマザーでも

お腹の中に宿ったイエズスを産んで、育てて、

イエズスと一緒に生きていく決心をするのです。

奇跡を信じられない人々

しかし、大天使が告げ終わって姿を消した

その後が大変でした。

村のみんなはこの話を信じるわけがありません。

「マリアは、誰かにけがされて、とうとう気が狂った」

「素直で 純粋な子と思ったのに、見かけによらず不潔ね」

こうして

村の人たちは、マリア様を

石打ちにしようとしました。

許婚のヨセフにも、村のみんなは攻めたてて

「訴えろ。お前は被害者だ」

「マリアを石打ちにしろ」って村人から迫られます。

ヨセフの真実

それに対するヨセフの対応に

私は ものすごく感動したんです。

ヨセフは「マリアを訴えない」とはっきり言いました。

そして

このようなことがあっても、

マリアとおなかの子どもを守り抜く決心をしました。

そのあと

ヨセフのところにも

大天使ガブリエルが現れて、事の次第を告げます。

ヨセフは大天使のことばを直ちに信じます。

「世界中の人が君を信じなくても 僕は君を信じるからね」

きっとヨセフは

マリアを疑う村人に対して

「ぼくは

マリアを信じるよ。

世界中の人がマリアを信じなくても

マリアを信じるよ」

ときっと言ったと思います。

それで

クリスマスの日、旅の途中で

馬小屋の中で男の子が生まれるのです。

ヨセフは

その男の子イエズス・キリストの育てのお父さんとして

生涯

清配マリアとイエスを守っていくのでした。