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本当に暑い日が続きますね。まさに猛暑真っ盛りです。こんな暑い日は、暑いことばかり考えず、涼しい工夫をし、また、涼しいことをイメージしたいですね。
私の街には、戦国の武将 細川幽斎ゆかりの名水である「真名井の清水」が湧いており、名水100選にも選ばれています。この気持ちの良い名水をイメージしたオカリナ演奏動画を作りました。曲は子供のためのゴスペル「主は水辺に立った」です。

名水のオカリナ動画で暑い夏を乗り切ろう。
体のリフレッシュだけでなく、心もリフレッシュしてください。

平成の名水100選に選ばれた「真名井の名水」

京都府の日本海岸の街 舞鶴には、
日本名水100選に選ばれた湧水が湧いており、今も市民や観光客の喉を潤しています。
この名水について、湧水に対する地域での保全活動の取り組み内容などが評価され、
環境省により「平成の名水100選」に選ばれています。


(真名井の湧水から流れだす小川とオカリナ)

この「真名井の名水」と呼ばれる湧き水は、
舞鶴市を流れる伊佐津川の伏流水が、西舞鶴の公文名や七日市地区で湧き出しているものです。
夏でも、冷たい水がこんこんと湧いており、
寒さの厳しい日本海の冬でも凍ることなく湧いています。

この真名井の清水の湧いている場所は、山の中の険しい場所ではなく
意外や意外、住宅の建っている田園地帯の中に湧いています。
田んぼの中に、湧水が湧いている池があり、そこから清らかな小川が流れだしているのです。

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(田園の中に湧水が湧いています)

この水を市民や観光客が楽しめるように、JR西舞鶴駅の駅前と、真名井商店街の中に水汲み場が作られており、
ペットボトルなどを持って水を汲みに来る人の姿が毎日見られます。


(もちろん私も、水を汲みに行っています。)
この水で、水出しコーヒーを作ってアイスで飲むとたまらないのです!!!


(マナイ商店街の水汲み場 コミュニティーセンターの入り口にあります。)


(JR西舞鶴駅前の水汲み場。駅から降りてすぐ。新世界商店街の入り口にあります。)

アクセスは
湧水池については、JR「西舞鶴駅」下車、京都交通バス(真倉行き)「城南中学校前」下車
徒歩5分ですが、

湧水池では水は汲めないので、この水を飲みたい、又は持って帰りたいと思ったら
水汲み場に行きましょう。
水汲み場は、JR西舞鶴駅を下車してすぐ
バスターミナル横(新世界商店街入り口)に1か所
JR西舞鶴駅から徒歩約7分 マナイ商店街中ほどのコミュニティーセンター入り口に1か所です。

「真名井の名水」の歴史

「真名井の名水」の歴史は古く、
神話の時代にさかのぼります。

それによると、豊受大神(とようけのおおかみ)という神様が
白雲山の向こうにある真名井という場所から降臨されたそうです。

それを見た天香具山の命(あまのかぐやまのみこと)という神様が三本の矢を放ち、
矢が落ちたそれぞれの場所に湧いた清水を大神への供物としたと伝えられており、
豊受大神の降臨とともに3か所の水源が生まれたと伝えられています。

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さらに、「丹後風土記」の中にも真名井の清水についての記述があり、
その水は乾くことも溢れることもなく
「その味甘露の如し、万病を癒す力がある」と記されています。

実際にこの水が人々の生活に使われていた伝承については、

江戸時代の田辺城の記録にあります。
西舞鶴地区には、田辺城というお城があり、
現在この城跡が「田辺城公園」として憩いの場になっています。


(田辺城跡の 田辺城公園城門  JR西舞鶴駅下車徒歩5分、西舞鶴警察署向かい)

この田辺城には江戸時代、「御水道(おすいどう)」と称されて、
田辺城内に湧水が引き込まれ、
田辺藩の生活用水として利用されていたとのことです。
日本最古の上水道の一つと考えられます。

田辺城を建てた人は、戦国時代の武将 細川幽斎です。
細川幽斎は、
「ゆうさいくん」という愛称で舞鶴市のご当地キャラになっているほどの有名人です。


(癒し系のご当地キャラ ゆうさいくん)

細川幽斎は、和歌や茶の湯に精通し、城内の美しい庭を背景に真名井の清水で茶席を楽しんだという伝承もあります。

次回の記事では
この真名井の水にゆかりの深い殿様
細川幽斎について、もう少し詳しくお話します。

今回の演奏動画は
真名井の水をテーマにしました。
せめて映像からでも、涼みた~い!!