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詩を書きました。「水たまりの青空に」 その詩に関連性はあまりありませんが、2年前に「颯オカリナ」に出会って最初に吹いた曲「カッチーニのアベマリア」を思い出しました。
あらためて2年前の演奏動画を聴いてみると、この詩にぴったりだと感じました。

颯オカリナで最初に吹いた動画です。

水たまりの青空に 詩:星咲繁博

心がつらくって

下を向いて歩いていた。

 

上を見る勇気もなくって

下を向いて歩いていた。

 

灰色のアスファルトしか見えなかった。

何にも見えなくてもよかった。

 

もう

どうでもよくって

下を向いて歩いた。

 

何歩、歩いただろうか・・・・

蒸発し忘れた雨水が

ぽっかり溜まって

水たまりになっていた。

 

何気なく

水たまりを見た。

 

そこだけ明るくって・・・

 

そこには

青空と雲が見えた。

 

これまで

上を見てみようよって

いろんな人から言われた。

 

上を見たら

何かが見えるよって

いろんな人から言われた。

 

でも

どうしても

上を見る気持ちなんかになれなかったんだ。

 

だから今日も

下を向いて

アスファルトしか見えないことに

不思議に安心して歩いてたけど、

下を見てるから見えたものがあった。

 

真っ青な青空と白い雲。

 

こんなところに見えたのが

私はうれしかった。

 

こんなところに見えたから

私はほっとした。

 

魂の祈りを音にしてくれる笛 颯オカリナと出会って吹いたカッチーニのアベマリア

カッチーニのアベマリア。
このアベマリアは、他のアベマリアの曲とは違います。

ただひたすら、祈る切ない心が、
音になって響いているんです。

この曲をよく心で歌っています。

2年前に私は、板東正裕さんの作られた
颯オカリナに出会いました。

まだ作家ご本人には会っていませんでしたが、
オカリナに出会いました。

このオカリナを吹いて
「この音だ」と思ったのです。

子どものころからオカリナを愛して、追い続けていた音。
この音はカッチーニのアベマリアの祈りを表現してくれると思いました。

ここに挙げました動画は、
颯オカリナに出会って最初に吹いたカッチーニのアベマリアを
収録したものです。

カッチーニのアベマリアは音域も広く、
1本のオカリナの音域では曲のとおりに再現できませんが、

あえて、
颯オカリナ1本で吹きました。
伴奏もありません。
一人ハーモニーもしていません。
水たまりに青空を見た時のように
苦しい日々の中で颯オカリナに出会えた気持ちを表現したかったんです。

だから、
原曲通りではなく、
オカリナの音域で歌える曲に吹きながら即興でアレンジしています。

ところで
1年間、颯オカリナを愛用して
こんなに美しく繊細なオカリナをつくられる方はどんな方だろうと思っていました。
それでやっと、昨年、作者の板東さんにお会いしましたが
とてもユーモアあふれる方でした。
これからも颯オカリナの綺麗な音色を引き出せるように吹いていきたいと思います。

(颯オカリナの作家 板東さんと。お会いしてビックリしましたが、私もユーモアの渦に巻き込まれています。)