Pocket

先日、京都の城陽市でありましたオカリナ交流会「茶菓奏会2018」で演奏してきました。「佐藤一美・小針秀利・前田圭代ゲスト演奏」も素晴らしく、以前からお会いしたかった奏者の方々やオカリナ作家の先生にお会いでき、とても学びの多い一日でした。


(動画は、終盤のフィナーレ、ゲストとスタッフの皆さんの合奏です。)

京都オカリナ 茶菓奏会

京都オカリナ交流会「茶菓奏会」は、
京都のオカリナ愛好家を中心に演奏と交流を深める集いで
オカリナ演奏家だけではなく
オカリナ作家(オカリナを作っている人)や
オカリナの音色に興味のある方々が集まり
お茶とお菓子を食べながら和気あいあいと交流を深めるというコンセプトで
開催されてきました。


(写真:今回の茶菓奏会のポスター)


(全員で記念撮影)

この茶菓奏会、もう10年近く毎年開催されているそうで
京都でトリプルオカリナを魔法のように吹くオカリナ奏者
オカリナまさ さんがトータルコーディネートをしてくださいました。

私は初めてこの集いに参加させていただき、
演奏もさせていただくことになったのですが、
茶菓奏会はオカリナが好きな人のサロンの域を超えて
関東や九州からもオカリナ作家の先生や、
プロの演奏家の方が来てくださるなど、
とてもハイレベルな集まりで、この場で演奏するとは…・
とわたしも恐縮した気分になりました。、


(千葉県から、有名なひぐらしオカリナの作家 鈴木のぼる先生も来られました。ジョークで顔を隠しておられるのは、千葉に工房のあるサウザンリーブオカリナの作家千葉稔先生です。
この写真に写っていませんが、(シャッターを押しているので写れないのです)「颯オカリナ」の作家で、来月雑誌に掲載される注目の先生、板東正裕さんも来られていました。)

素晴らしかった、佐藤一美・小針秀利・前田圭代ゲスト演奏

交流会のなかで、
オカリナの佐藤一美さん、パーカッションの小針秀利さん、ピアノの前田圭代さんのゲスト演奏がありました。

オカリナプロ奏者で結成されているオカリナセブンでも活躍されている
日本第一人者の方々で、関東から来てくださったのです。

佐藤一美さんの演奏は、とても繊細で美しいと思えば、
フルートやサックスをしのぐ迫力があり、
とくにトリプルオカリナで吹かれる、バイオリンのためのクラシック曲には
圧巻されました。
また、
佐藤一美さん自作の曲「おびくにさま」の演奏は、
悲しくも美しい日本の伝説を曲にしたもので、心にグッと響きました。

佐藤さんはユーモアセンスも抜群で、
あの懐かしのピンクレディーの「UFO」を振り付け付きで吹かれた時は
つい懐かしくて笑ってしまいました。
千葉から駆けつけてこられた木村静子先生も、相方に加わって
ピンクレディー二重奏は良かったです。

さらに、
私がとてもうれしく感じたのは
いつも私が愛用している「颯オカリナ」と「吟オカリナ」の
素晴らしい音色を佐藤さんの音色で演奏してくださったことです。
南大阪の板東正裕さんの作っておられる「颯オカリナ」
淡路島のともちひろしさんの作っておられる「吟オカリナ」
いずれもオカリナに深いかかわりのある人は知っているものの
街の楽器店ではめったにお目にかかれない幻のオカリナで
奏者の心を見事に受け止めてくれる「人間的」なところは
大手楽器店にある高価なオカリナをしのぎます。


(写真は佐藤一美さんを中心に
左が颯オカリナの板東正裕さん、
右が吟オカリナのともちひろしさんです。)

ピアノ演奏された「スーパー圭代ちゃん」こと前田圭代さんは
いろいろなオカリナのプロ演奏家の伴奏で素晴らしい音楽を届けてくださるピアニストです。
オカリナといっしょに演奏するピアニストは普通のピアニスト以上に
細かい臨機応変な対応が求められます。
というのはオカリナ自体がアナログな楽器なので、
音程の微妙な変化が即興で生じるのです。
ピアノは調律された正確な楽器で、それを弾く人の耳も、厳しいほど正確なので
オカリナのアナログさに対応することは難しいんです。
しかし、
前田さんはそういう楽器の違いを超えて、臨機応変に合わせておられ、
いろいろなプロ奏者とコンビを組んでおられることも納得できました。
でも前田さんご本人にお会いして、とても気さくで明るい方で
「すごいピアニスト」というオーラを全くまとっておられないからこそ
「スーパー圭代ちゃん」とみんなから親しまれているんだなと思いました。

また、
この演奏会で、憧れのジャズパーカッショニストであり、
関東で広くプロミュージシャンとして活躍されている小針秀利さんの演奏を聴けたのも素晴らしい体験でした。
小針先生は、音楽のこと全般にわたりご活躍されており、
いろいろな音楽演奏家の方をプロディユースされています。

演奏以外の時も、参加演奏する人を盛り上げてくださっていて、
よい面、素晴らしい面をコメントくださっている様子には、
音楽を愛し続けてきた姿を感じました。

前からお会いしたかったのですが、直接にお会いできて、
とても明るいオーラを感じました。


(写真は懇親会での小針先生との2ショットです。
後ろにひっそりと映り込んでいるのは
颯オカリナの板東さんです。)

「熱唱 吟オカリナ」で吹いた宇宙戦艦ヤマト

ところで、
私の演奏の番ですが、

佐藤一美さんの素晴らしいゲスト演奏の後で、後半のさらに後半部分だったので
とても緊張しました。

しかし、
今年は「祈り」をテーマにメッセージを発信していきたいと思っているので
演奏前に練っていたコンセプトは変えずに
予定通り、意を決して演奏しました。

演奏は
古代笛の演奏と、「ヤマトより愛を込めて」の演奏です。

古代笛は熊本の作家 高場俊郎さんの作られた「古代くまその笛」で、
その時の気持ちで全くの即興で「祈り」という演題で吹きました。
吹いている最中に、高天原で遊んでいる小鳥の声が欲しくなり、
急に思いついて、板東さんの作ったオカリナペンダントで
天界の小鳥を表現しました。


(冒頭で吹いた、古代くまそ笛の即興演奏「祈り」と
さらにその場で演奏に入れた 板東さんのペンダントオカリナでの
「高天原の小鳥さん」です)

そして「ヤマトより愛を込めて」は
昭和54年ごろ初めて劇場公開された作品「さらば宇宙戦艦ヤマト」のエンディングソングで、
沢田研二さんが美しい歌声で歌っておられました。
あのころ、映画館に観に行き涙を流しました。

この歌は真剣に心を込めて叫ばないと吹けないとずっと思っていましたが、
吟オカリナのともちひろしさんが、
最初のころに作られた「熱唱タイプ アルトC」なら熱い息を受け止めてくれると思い、
この吟オカリナに叫びを託しました。
ともちさんは、優しい音の出る楽器と、叫びを表現する楽器の両方を作っておられ
私はTPOに応じて、楽器を使い分けています。
今回は、宇宙平和への祈りを、熱唱フォルテタイプの吟オカリナ アルトCで吹きました。


(私の演奏の動画「ヤマトより愛を込めて」です)

ちょっとほかの奏者さんとは趣向の違う演奏に戸惑いがあったかもしれませんが、
こういうスタイルもあるということで
ご了承願えたらと思いました。

でも
ほっこりする演奏や
70年代流行歌
癒しの演奏
お笑いのお子様向け演奏も
いろいろなところで吹きますのでよろしくお願いします。