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先日、盂蘭盆会がありましたが、これから、お盆をひかえ、日本各地で打ち上げ花火が楽しみな季節になってきますね。浴衣を着て出かけたりする人も多いでしょう。打ち上げ花火は、レジャーになっていますが、その意味は仏教の「ご霊供」と関係しており、花火の光を見ながら、亡くなった方の生前の出会いに感謝するとともに成仏を祈る意味が込められています。詩を書きました。そしてこの詩に合う演奏に、グレープの「精霊流し」をカバー演奏しました。

グレープの「精霊流し」オカリナカバー演奏です。

打ち上げ花火よ、永遠に(詩 星咲繁博)

夜空に上がる
何十、何百の打ち上げ花火。

赤い光
青い光
緑の光。

黒い夜空のキャンバスに
光の絵画が舞い踊る。

でも
その光を見られる時間は短いんだ。
光り終わったら
真っ黒な空が残るだけ。

光る時間は短いんだ。
短いいのちを精一杯生きたキミのように。

それで毎年、
打ち上げ花火が終わったら
僕は泣いていた。

でもあるとき、
真っ暗な空を見上げて泣いている僕の心の耳に
天使が語りかけてきた。

「光ってね
一度光ったら
どこまでも進んでいくんだよ。

だってね

お星さま見てごらんよ。
あれって
いつ光ったの?

天体の図鑑見たら書いてあるよ。
調べてごらん。

100万光年の星の距離は
光が届くのに100万年かかるってことだって。

輝いてる星の光を見て、
今光っているように見えてるかもしれないけれど
100万年昔の光を今見てんだよ。

だったら、
私たちだって
一度光った光は
100万年かなたに進んでいくんだよ。

だから
いっぱい光れたらいいな。

100万年後の友達に
光、
届けられたらいいな。」

だから
僕は思いなおした。

キミは
たしかに僕と一緒に
この世で短い時間を過ごした。
そして
ものすごくきれいに光ったんだ。

キミの光った光は
まっすぐにまっすぐに
どこまでも宇宙を進んでいて
100万年後にも200万年後にも
届いていくんだ。

キミよ、永遠に。
打ち上げ花火よ、
永遠に。

「精霊流し」をオカリナ二重奏で吹いて

この詩に合う歌は
さだまさしさんがグレープで活動していた時代に歌った
「精霊流し」でしょう。

打ち上げ花火や灯篭流しは
仏教のしきたりで
「ご霊供」の祈りとともに
御仏と精霊様(亡くなった方の魂)にささげられると聞きます。

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「精霊流し」のうたは、
この切ない祈りが悲しいほど歌われています。

私は子供のころからこの歌が好きで、
オカリナでよく吹いていました。

この「精霊流し」を
板東正裕さんの作品である颯オカリナで二重奏しました。

いつ吹いても
涙が流れます。