Pocket

さだまさしが、グレープというグループで活動していたころ、「ほおずき」というとてもきれいな歌を歌っていました。日本の夏のきれいな情緒を見事に歌っていました。この歌を思い出し、オカリナでカバー演奏しました。演奏しながら、さらに思い出したのですが、きれいで透き通るようにきれいだった、夏の思い出。もう帰ってくることのない夏の思い出です。涙が自然に流れ、詩を二編作りました。

「ほおずき」演奏動画です。

せんこう花火に思い出す(詩 星咲繁博)

せんこう花火よ

せんこう花火よ

ぱちぱちと火花が咲くとき

きれいでうれしかった。

心をにぎやかにしてくれた。

火花は華やかになって

枝に弾けるように

いくつも光った。

うれしくて見つめていると

火花は小さくなってきた。

弾ける速さも遅くなってきた。

そのうち

火花は

柳のような光になった。

私には

涙に見えた。

炎の涙が

ぽろぽろ流れてるみたいで…・

せんこう花火さん、泣かないで・・・

でも

そのうち、涙も止まった。

泣きやんだのかもしれない。

もしかしたら

涙が枯れたのかもしれない。

先っぽに

うすく赤く光る

丸い球だけ残った。

でも

その球も

ポトンと落ちた。

水たまりに落ちて

煙が上がった。

あとは

何の音もない

静かな暗闇だけ

残った・・・・・

でも

でもね

せんこう花火さん、

あなたが光ってくれた光の花は

私の心の中にあるよ。

消えたりしないで

ずっとあるよ。

消えない花火があるなら欲しい(詩 星咲繁博)

消えない花火があるなら欲しい。
暗くならない灯があるなら欲しい。

時間が過ぎて
君をもう見られない時が来るのが怖くて。
想像するのが怖くて。

時間がすぎない薬があるなら欲しい。
きみのいのちがいまのまま
ずっと続いていてくれたら
ずっと一緒にいてくれたら・・・

流しそうな涙をこらえて

今を撮りたくて
カメラを探したのになかったんだ。
しどろもどろしていた僕に
君は言ってくれた。
心のカメラに撮っておいてねって。

しっかり撮ったんだよ。

でも
もう君と話すことができなくなる未来を
想像するのが怖くて。
未来が来るのが怖くて。

なぜ花火は消える!
なぜ消えるんだ!
心で叫んでいた

「ほおずき」演奏動画です。
思い出にしっかり刻まれた
楽しかった夜の夏を泣きながら吹いたんです。