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映画「サウンド・オブ・ミュージック」でも歌われた、エーデルワイスの歌をオカリナで吹きました。実は、たった一人で暮らし始めたころに、この花の栽培に挑戦することになったのですが、失敗し、当時背負っていたいろいろな悲しみが重なって立ち上がれなくなったことがありました。その時に詩を作りました。

花の天使からのメッセージ

ホームヘルパーの勉強をはじめたばかりのころだった
一人で暮らしている私の部屋には
なんにもなかった
本当に、ポカーンと穴が開いたように
なーんにもなかった
何の飾りも
何の色も・・・

まるで私の心を語るように。
傷を受けた焼け野原のようだった

ある日
ひょんなことから
「ウスユキソウ」の種をもらった。
西洋名は「エーデルワイス」
歌にもなっている
白くて美しい花の種だ。

いままで花に興味のなかった私が
なんにもない部屋の窓辺に植木鉢を置いて
エーデルワイスの種をまいた。

この種から芽が出て
花が咲いたら
氷のような私の部屋が
暖かく、にぎやかになる。

芽よ出ておくれ、
花よ咲いておくれ

心で話しかけながら
毎日水をあげた。

10日後も
30日後も
40日後も水をあげた

きっと
花が咲いたら
真っ白で
窓から差し込む光をいっぱい受けて
私の部屋を楽しくしてくれるだろうな・・・
私といろんなおしゃべりをしてくれるだろうな・・・
どんな花が咲くのかな・・・

そんなことを想像しながら
毎日植木鉢に水をあげた。

50日たった。
土の上に芽は顔を出さなかった。

あまりにも心配なので
ヘルパー教室の仲間に
鉢を見てもらった。
園芸に詳しい彼は
鉢の土をさわってこう言った。
「種がふやけてしまって、もう生きていない。
水をやりすぎたんだな。」

もう生きていない・・・

涙を流す余裕もなく
私は唖然となった
私のせいで、種はいのちを失った
私のせいで・・・

部屋の中も
私の心の中も
何の色も光もないまま
放ったらかしになった。

コーヒーすら飲むことを何日も忘れ
私は何も考えられなくなった
顔の筋肉がなくなってしまい
笑うことも泣くこともなくなった

そして
ふと思った

もうこれ以上生きているのはしんどい

私なんかいなくなった方がいいのかもしれない・・・

そう思いながら何もできない日々

あるとき
心の中から声がした

「お父さん、
お父さん、
私がここに
見える姿でいたら
そんなこと思うの?」

「きみは?」
私は声に質問した。

「わたしは
 お父さんの娘
 エーデルワイスよ。
 お父さんが毎日水をくれたから
 お父さんが毎日想像してくれたから
 私は花の天国で
 ちゃんと育って、
 真っ白い花を咲かせたんだよ」

 「エーデルワイス、
  エーデルワイスだね
  そばにいてくれたんだね」
 わたしの目から
忘れていた涙がわっと流れだした。 
 
「お父さん
 心の瞳を開いて
 心の耳を澄ませて・・
 
 わたし
 いつもそばにいるよ
 ずっとずっと
 そばにいるよ」

花の天使になったエーデルワイスは
可愛らしく私に甘えてくれた。

エーデルワイス
もう
そんなこと思わないよ。
君がさみしくなることなんか
もう思わないよ

心の目を開けたら君がいることがわかるから
風の音を聞いたら
きみの声が聞こえるから

ずっとずっと一緒だから

私の心の窓辺に君は
いつも咲いていてくれるから。

         (詩 星咲繁博こと オカリナぽーる)

私の作った詩です。

この詩を思い出しながら
.オカリナで「エーデルワイス」を吹きました

エーデルワイスの花と 花言葉の由来

エーデルワイスは、高山植物で日本名を「ウスユキソウ」といいます。
アルプスのお花畑で有名で、
美しい山並みの見える高原に可憐に咲く姿は
まるで天使のようです。

エーデルワイスの花言葉は、

・大切な思い出
・勇気
・忍耐

です。

この花言葉は、天使に恋をした登山家の言い伝えから来ているといわれています。

ある登山家が、山に登った際に、美しい天使に出会ったそうです。
そして、こともあろうに
その登山家は、出会った美しい天使に恋してしまったのです。
しかし、相手は天使。
その恋は決して実る事はありません。
苦しみ悩んだ登山家は、その天使に、
「あなたは美しすぎて、見るだけで苦しいのです何とかお助けください。」
と伝えた所、
天使は天に昇り、
それと同時に、エーデルワイスの美しい花を
その山に残したと言い伝えられています。

「エーデルワイス」の歌

エーデルワイスのうた
映画「サウンド・オブ・ミュージック」でも歌われた、エーデルワイスの歌です.

このエーデルワイスの歌は、
日本でも音楽の授業で教えてもらえるほど有名です。

私は、小学校のころ、リコーダーの二重奏を習って、
それ以来オカリナで吹くことがよくありました。

この歌は、アメリカのミュージカルアーチストである
リチャード・ロジャースの作曲で、
同じくミュージカルアーチストのオスカー・ハマースタイン2世作詞の歌です。

英語では以下のように歌います。
Edelweiss

Edelweiss, Edelweiss,
Every morning you greet me,
Small and White,
Clean and bright
You look happy to meet me..

Blossoms of snow may you bloom and grow,
Bloom and grow forever

Edelweiss Edelweiss
Bless my home land forever

日本語でも訳詩がありますが、いろいろあるようです。

映画「サウンド・オブ・ミュージック」で歌われた「エーデルワイス」

そしてこの歌「エーデルワイス」は、
ミュージカルや映画の「サウンド・オブ・ミュージック」で
最後のクライマックスにうたわれます。

「サウンドオブミュージック」は、オーストリア・ハンガリー帝国のトラップ大佐の自叙伝を元に作った作品で、
ミュージカルや映画になっています。
私なんか何回も見ては新しい気付きをもらいます。

主人公は、歌の大好きな「マリア」という女性で、最初は修道女でした。
マリアはトラップ大佐の屋敷に家庭教師として赴任します。
トラップ大佐は、オーストリア海軍の将校で、奥様をなくして人間味を失い、
子供たちにスパルタ教育をしており、
そこの家でスパルタ教育を施すべくマリアが修道院から派遣されたのです。
最初は、子どもたちにいろいろイタズラをされるマリア。
マリアにこれが務まるか?見ていて私は、最初ハラハラ心配でした。
何しろ、トラップ大佐のところにはこれまで何人もの家庭教師が派遣されましたが、
みんな数日でやめたとのこと。

子供たちに自由と歌を教えようとするマリア、
もっと厳しくしてもらわないと困るというトラップ大佐。

そして物語は意外な展開をみせ、マリアとトラップ大佐が、
お互いに恋心を持っていることに少しずつ気づくという展開をします。

修道女のマリアは悩みに悩んで、
修道女を辞し、トラップ大佐と結婚しました。

胸のときめきというものは
お互いの頭では気づかなくても
魂が気付いているということを深くわからせていただきました。

おりしもそのころ、
トラップ大佐の祖国オーストリアは
ナチスドイツに併合されようとしており、
トラップ大佐はナチスに協力するよう要請されます。

しかし、愛国者でヒューマニストのトラップ大佐は
それを拒否します。

そんななか、
子供たちみんなも参加して家族で「トラップファミリー合唱団」
として合唱コンクールに参加したトラップ一家。
コンクールに出発した一家は
一つの決心をしていました。

ナチスに決して協力をしないこと、
そして、コンクール会場から、国外に亡命することです。

そして、そんな決意を胸に秘めた大佐は
コンクールで、祖国を愛するこの歌
「エーデルワイス」を歌うのです。

しかしトラップ大佐は、涙で声がつまり
続きません。

そこでマリアのナイスフォロー。
歌は大佐とマリアの二重唱となり、聴衆の大きな感動を起こします。

そしてトラップファミリー合唱団がこのコンクールで優勝し、
表彰式になりますが・・・・

トラップ一家は表彰式の前に会場を後にし、
ナチスへの協力を拒否するために
国外へ旅に出るのです・・・・

私は、何度も見ても
このエーデルワイスのシーンでは泣いてしまいます。

大佐の男らしいこと。
信念と博愛を貫くためには、
決して力や権力にはこびへつらわない。

国を愛し、
家族を愛し、
そしてなによりも、
自らの魂の自由を守り抜いた、
あの堂々としたジェントルマンの姿には
男惚れします。

サウンドオブミュージックではたくさんのステキな歌があります。
ぜひ今後、オカリナ演奏で少しずつ紹介していきたいです。

今回、この「エーデルワイスの歌」を
オカリナのソプラノG管とアルトG管の二重奏で表現しました。
使ったオカリナは、アケタオカリナのソプラノGと
同じくアケタオカリナのアルトGです。

こちらから動画をご覧ください。
↓↓↓
エーデルワイスのうた